3児の父医師キャンパーのDr.CAMPです!
今回は今からキャンプを始めようという方に向けて、「何を買えばいいのか?」をクリアカットにお伝えする記事です
こんな方におすすめの記事です
- キャンプを始めたいけど何を買えばいいんだろう?
- どういうポイントに気をつけて選べばいいの?
- 便利グッズも知りたい
今年こそキャンプを始めよう!
そう思っても何から手をつければいいのか?
何を買えばいいのか?
周りに詳しい人がいないとなかなかわかりませんよね
私もキャンプを始めた頃は何をそろえたらいいかわからず、店員さんに教わりながら少しずつグッズを集めていきました
初キャンプは3月とは思えないほど寒い日で、しかも標高の高めなキャンプ場
当時はうすい封筒タイプの寝袋しか持っておらず、家族みんなで一つの寝袋に入って凍えながら一夜を過ごしました・・・
子どもたちはそれでもグッスリだったようですが、私と妻はほとんど寝れず・・・
![](https://dr-compass.com/wp-content/uploads/2021/03/y0588-1-150x150.png)
いやー、今となってはいい思い出ですが無謀でしたね笑
やっぱり情報と準備は大事
ですので、今からキャンプを始めるみなさんが同じような失敗をしないように、私の経験も踏まえておすすめグッズを解説します!
せっかくキャンプの世界に飛び込もうとしているんだから、皆さんには楽しい思い出を作ってほしいです!
- 必要最低限、これがあればキャンプができる!
- さらにキャンプの楽しみが倍増する便利グッズ!
を解説した上で、それぞれのオススメ商品をご紹介します!
*主にファミリーキャンプを想定した記事です
*私のポリシーとして、大物(テント、イス、寝袋など)はQOLを大きく左右するので、多少値が張っても良いものにした方がいいと思っています
*スノーピーク大好き人間なので、この前提を踏まえた上でご覧ください
![](https://dr-compass.com/wp-content/uploads/2021/03/y0588-1-150x150.png)
それではいきましょー!!
絶対に必要なもの!
テント類
なんと言ってもまずはテント
これがなければ始まりません
個人的にはドームテントもしくは2ルームテントがオススメです
また、テント本体だけでなく、
- グラウンドシート(テントと地面の間にひくシート、テント保護、浸水防止、冷気遮断)
- インナーマット(インナーテントの中に敷くクッション性のシート、凸凹緩和、冷気遮断)
も必要です
こだわりがなければ純正品をおすすめします
グラウンドシートはホームセンターなどの厚手のビニールシートで代用も可能ですが、インナーシートはサイズが大事なので純正品の購入をおすすめします
アメニティドーム(スノーピーク)
スノーピークがエントリーユーザー取り込みのために本気で作った超定番のドームテントです
実はうちのテントデビューもこれ
このスペックでこの価格??という他メーカーの追随を許さないモデルです
組み立ても簡単で、大人一人でも慣れてしまえば15分ほど
狭い区画サイトにもばっちりおさまります
S,M,L各サイズありますが、ファミリーで4-5人を想定するならM(ぴったり)〜L(ゆったり)くらいのサイズ感です
Sを使ってるソロキャンパーさんもよく見かけますね
エントリー2ルーム エルフィールド(スノーピーク)
スノーピークのエントリーモデルの2ルームテントです
立って入れる高さもあり、中も広々
2ルームテントの最大のメリットはこれ一つで完結すること
屋根のついた広いリビングスペースがあるので、暑い季節でもタープが必要ありません
寒い季節には風も防いでくれて不意の雨でも大丈夫
僕らがキャンプ始めた頃はまだありませんでしたが、あればこっちを買っていたでしょう
ただ、大人気ゆえキャンプ場に行けば必ず3-4つは見かけますので、かぶりが嫌な方はご注意を
エルフィールドが出る前はアメニティドームが同じような状態でしたが、最近は以前ほど見ないですね
インナーテントはそれほど大きくないので4-5人まででしょう
サイズ的に一人で組み立てるには少し難しいので、カップルやファミリーキャンパー向けです
イス
イスもキャンプでは最重要アイテムの一つで、イスによってキャンプスタイルが決まります
どういうことかというと、イスの高さによってテーブルの高さが変わるんです
つまり、次のうちどのスタイルになるかが決まります
- お座敷スタイル(地べたにシート引いて座ってごはん) 写真 ちゃぶ台&座椅子という感じ
- ロースタイル(座面30cm、テーブルの高さ40cm) 写真 テレビの前に置いてる低めのテーブルとソファという感じ
- ハイスタイル(座面40cm、テーブルの高さ70cm) 写真 一般的なダイニングテーブルとイスという感じ
ここではロースタイルとハイスタイルのおすすめイスを紹介します
ローチェア30(スノーピーク)
ロースタイル
座り心地抜群
しっかりした帆布の座面が心地よく体を包み込んでくれます
足を投げ出して座れるので空を見上げてぼけーっとするには最高のイスです
FD ベンチ RD
ロースタイル
ちょっとした荷物置き、子供のイスとして活躍中です
大人でも2人なら無理なく座れますね
イスは思った以上にかさばるので何脚も持つとなると荷室を圧迫します
省スペースという点で考えると↓
ヘリノックス チェアワン(Helinox)
![](https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/aandfjp/helinox/web/2016ss/1200/Chair_One_Home_cappuccino.jpg)
ロースタイル
軽くて省スペースなのでこどもの運動会などでも活躍してくれるでしょう
ただ、安定性には欠けます
イス自体のバランスが悪いので後ろにコケてしまったり、柔らかい砂地などでは足が食い込んで安定しません
うちではさっと持ち出す用、とりあえずの数合わせのイスといった感じです
FDチェアワイドRD(スノーピーク)
ハイスタイル
開閉がとても簡単で便利です
座り心地も悪くない
子どもサイズもあるのでファミリーの方は要チェックです
FD KID’Sチェア RD(スノーピーク)
テーブル
どのスタイルにするのか、イスの高さとの組み合わせを考慮して選んでください
ジカロテーブル(スノーピーク)
ローチェアにはいい高さ
重くて組み立てるのが若干めんどくさいんですが、いろんな形態に設営が可能です
焚き火を囲む、ストーブを囲む、子供を火から遠ざける、色んなパターンが可能で面白いです
ワンアクションテーブル竹(スノーピーク)
竹なので軽く、そしてその名の通りワンアクションでパッと開くので設営が楽です
ロングタイプ、ロータイプもあります
寝袋
キャンプのQOLを上げるには睡眠はとても大切です
値が張るものが多いですが、寝袋は奮発して良いものを買った方が結果的に満足感が得られると思います
オススメやはり国産のモンベル、NANGAのダウンシュラフです
非常用にも使えますし、せっかく買うなら守備範囲の広い寝袋が絶対にオススメです!
シームレス ダウンハガー800 #2(モンベル)
![](https://webshop.montbell.jp/common/images/product/prod_k/k_1121400_suf.jpg)
うちはこれです
モンベルは#◯の番号で適正温度域を定義しています
![イメージ画像](https://www.montbell.jp/generalpage/images/detailimg_0441_032_043_6038d354ae984.jpg)
#2だと
【快適温度】 0℃【使用可能温度】 -5℃
冬キャンプでも使用してますが、まだ寒い思いをしたことはありません
雪中キャンプでもない限りは対応可能だと思います
よく伸びて窮屈さもなし
モンベルの寝袋にはジッパーにRとLがあって連結が可能なので、複数購入する場合は店員さんに確認してくださいね
オーロラライト450DX(NANGA)
![](https://nanga.jp/wp-content/uploads/2019/06/AURORA_light_450DX_RED_01.jpg)
モンベルに比べておしゃれです
ただ、ほぼ同スペックですがモンベルより若干値段が高く、そして重いです
【快適温度】0℃/【使用可能温度】-5℃
ペグ、ペグハンマー、ペグケース
テントを地面に固定する杭、それを打ち込むハンマーですね
設営に必須です
強度の低いものを使うと曲がってしまったり、テントが吹き飛ばさせることもあるので、悲惨な思いをしないようにペグは頑丈なものを用意しましょう
タープが飛んだり、テントが転がっている光景は時折見かけます・・・
ソリッドステーク(スノーピーク)
![](https://snowpeak-ec.s3.amazonaws.com/sys-master/AmazonS3Images/hef/hdf/8804024090654/R-103_feature1.jpg)
金物の町、新潟県燕三条で鍛造された最強ペグです
20cm, 30cm, 40cm,50cmのラインアップで、30cmがオールラウンドに使えます
店員さんに相談すればテントに必要な本数や適正な長さを教えてもらえると思います
私は今まで一本たりとも折れたことも曲がったこともありません
ペグハンマー PRO.C(スノーピーク)
先端の銅ヘッドが衝撃を吸収して手首に優しい
多少芯からはずれていてもペグを追従して食い込み、しっかりと打ち込んでくれます
ペグ抜き用ののフックもついていて、穴に差し込んでグリっと回せば簡単にペグが抜けます
マルチコンテナM(スノーピーク)
ペグやハンマーをまとめるためにケースも必要です
これは40cmのペグまで収納できます
50cmのペグは普通は使いませんので無視して大丈夫です
バーナー、ライター類
キャンプと火は切っても切れない関係
調理、湯沸かし、焚き火にバーナーやライター類は必要です
ギガパワーマイクロマックスウルトラライト(スノーピーク)
超軽量でハイパワー
登山やハイキングに持っていくのもおすすめです
HOME&CAMP バーナー(スノーピーク)
折りたたみ式カセットコンロです
カセットコンロってすごく便利なんですが、キャンプに持っていくには大きいし・・・
という問題を見事に解決した革命的なアイテムです
折りたためばびっくりするほどコンパクトに!
いや考えた人天才でしょ、これは
家でもお鍋するときに使えますね
キャンプに不慣れなうちは料理にはこだわらず、カセットコンロで調理の手間を省く!
キャンプでは荷物の積み下ろし、テント設営、イスなどのセッティング、火起こし・・・と他にもやることがたくさんありますので、食事は省エネにするのが初キャンプを成功させる上で大切なコツです
それに外で食べれば何でもおいしいですしね!
スライドガストーチ(SOTO)
![](http://www.shinfuji.co.jp/rzparts/rz520/rz520c_web201203_44.jpg)
ノズルが伸びて子供が使うにも安心
ガスボンベから再充填できて何度も使えます
ランタン、ライト
夜のキャンプ場は真っ暗です
食事スペースである外を照らす光源と、テント内を照らす光源が必要になってきます
ギガパワー BFランタン(スノーピーク)
雰囲気抜群ですので野外の光源にはガスランタンがオススメ
ギガパワーBFランタンは圧倒的な明るさで屋外の照明はこれ一つで十分です
品切れのことが多いので、もし見つけたら買っておくことをおすすめします
野外を照らす光源にぜひ
LEDキャンピングランタン(MOTTERU)
![](https://motteru.co.jp/wp/wp-content/uploads/2020/07/mbled6701_06.jpg)
テント内には電池式がオススメ
MOTTERUのLEDキャンピングランタンは充電式で明るさも十分、かつモバイルバッテリーにもなります
フックがついているのでぶら下げて使うもよし、磁石でくっつけて使うもよし
非常用にもぜひ!
うちは2個持ちです
ふるさと納税でも手に入ります
詳しくはこちらの記事でどうぞ↓
ふるさと納税でゲットできるアウトドア、キャンプ用品 おすすめ3選!
パイルドライバー(スノーピーク)
ランタンをぶら下げるスタンド
ユニークな機構で、ハンマーなしでも地面に深く打ち込むことが可能なので安定感バッチリです
足元もスッキリするのでつまづくこともありません
ランタンをぶら下げる以外にも洗濯ネットを干したり、寝袋を干したりと大活躍してくれます
必須アイテムとするか迷いましたが、我が家に取ってはマストなアイテムなのでここで紹介しました
とりあえず一本持っておくとなにかと便りになるかわいいやつです
キャンプがもっと楽しくなる!チョイ足しアイテム
ここからは必須ではないけれど、あればキャンプをより楽しくしてくれるアイテムをご紹介します
焚き火台
キャンプ×焚き火
必須ではないにしてもキャンプで焚き火を楽しまないのは損です
ゆらゆら燃え上がる炎、癒やしでもあり、無心になって原始に戻るような感覚が大好きです
直火OKのキャンプ場はレアなので、焚き火を楽しむには実質的に焚き火台を用意する必要があります
焚き火台は多種多様なので色々探してみてくださいね
軽さや燃焼効率、付加価値(ぶら下げて焼いたりなど)など、色々と特化したものがあって面白いですよ
僕はやはりスノーピークのものがシンプルで好きです
焚火台Mスターターセット(スノーピーク)
うちのLサイズですが、とても重いのでいつも気合がいります
Mサイズくらいが妥当かと思います
炭床やカバンのセットでの購入をおすすめします
タープ
![](https://dr-compass.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_2168.jpg)
2ルームテントだと不要ですが、ドームテントなどの場合は日よけとして持っていた方がいいかな
不意の雨でも荷物の避難先になります
タープの開放感はテントにはないものがあって、天気のいい日にタープだけ張ってデイキャンプ、一番好きなスタイルかもしれないです
アメニティタープヘキサLセット(スノーピーク)
スノーピークのエントリーモデルタープです
スチールポールなのでアルミに比べると重いんですが、車で運ぶ分には問題なし
初心者の方はタープが難しそうに思えて敬遠しがちなんですが、見た目以上にタープの組み立ては簡単です
一度立ててしまえばコツがつかめると思いますので、興味があればぜひオススメです
ウォータージャグ(水タンク)
キャンプでは水場から水をくんで使うことになります
サイトによっては水場から遠いこともしばしば
何度も水場を往復するのは正直面倒ですが、ウォータジャグがあれば問題解決です
ウォッシャブルタンク ポリカ 12L 蛇口式コック付(岩谷マテリアル)
うちは5人家族ですが、一泊二日のキャンプでは12Lあれば大丈夫です
蛇口付きなので水を出しながら両手で作業できてとても便利です
いつも100均のの折りたたみイスにのせて、まさに水道のような使い方をしています
ナイフ
焚き火をするならバトニングにも挑戦してみましょう
刃渡り12cmくらいが扱いやすく、バトニングには厚さが3mm以上必要と言われています
そしてフルタング(鋼材が柄の根元まで入っているタイプ)が強度強いです
モーラナイフ コンパニオン ヘビーデューティー(モーラナイフ)
![](https://image.rakuten.co.jp/upi-outdoor/cabinet/05603318/imgrc0065927921.jpg)
モーラナイフと言えばキャンパーは誰でも知っている定番ナイフです
買ってまず間違いなし
入門編として満点のナイフだと思います
約¥3000
土佐アウトドア剣鉈(トヨクニ)
![](https://dr-compass.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_2792.jpeg)
男心をくすぐる見た目でしょう?
実はこれフルタングではなくてブラインドタングなのですが、バトニングは問題なし
手頃なサイズ感で切れ味は半端なくいいし、刃物として文句なし
ただ、鞘込みで340g(実測)と少々重めなのでキャンプにはいいんですが、持ち歩きにはあまり適しません
インフレータブルマット
テントの床は意外とゴツゴツしているのでなかなか寝心地が悪いです
それを緩和するためのマットで、薄いエアベッドみたいなやつです
地面からの冷気を遮断する役割もありますので、寝心地をワンアップしたいならぜひご検討を
キャンピングマット2.5w(スノーピーク)
うちも使ってて機能面は特に文句ないんですが、マットとしてはかなりお値段が張ります
キャンプにハマり始めて金銭感覚が麻痺していた頃に購入してしまいました・・・汗
インフレータブルマット系は故障がつきものだと思うので、ここからスノーピークの「全商品永久保証」が効いてくるのか・・・
今後が楽しみです
そのあたりも考えつつ、他にも色んなメーカーから出ていますので色々とご検討を
友人が使っていた良さそうなものを紹介しておきます↓
インフレータブル式マット 8cm(WAQ)
![](https://cdn.shopify.com/s/files/1/0340/7344/4489/products/m8-1_cart_1090x@2x.jpg?v=1615430202)
厚みも8cmと十分にあり、柔らかめの寝床地で悪くなかったです
お値段はスノーピークの約1/4!
なんてこった!
昔に戻れるならさすがにこっちを買うかな笑
ガスバーナー
火熾し、炭熾しって意外と時間を取られます
着火剤を使えばもっと楽なのかもしれませんが、なんか嫌いなんですよねぇ
ガスバーナーがあると火に関して守備範囲がぐっと広がりますので、これは一本持っておくことをおすすめします
フィールドチャッカー ST-Y450(SOTO)
![](https://m.media-amazon.com/images/I/61+sfvKPBdL._AC_SL1500_.jpg)
燃料はカセットガス
着火、炭熾し、食材の炙りと多用途に使いやすいです
風の強いとき、薪が湿気っているとき、一本持っておくと安心感がぜんぜん違います
フォールディングトーチ(スノーピーク)
燃料はOD缶とカセットガス(付属のアダプター使用)
SOTOのフィールドチャッカーでも事足りるんですが、こちらの売りは大火力!
轟音とともに大火力の炎が出ますので キャンプ場で目立つこと間違いなし!
炭を熾すのはこちらのほうが早いです
スピード重視の方はこちらをぜひ
まとめ
キャンプに最低限必要なアイテム、あれば便利なアイテムをご紹介しました
いかがだったでしょうか?
まだまだ紹介したいものは山程ありますが、ビギナーの方向けの記事なのでここまでとしておきます
皆さんのキャンプライフがより豊かになりますように
それでは!