3児の父医師キャンパーのDr.CAMPです!
今回はATVの電子ドラム、EXS-5について解説します!
こんな方におすすめの記事です。
- ATVの電子ドラムってどうなの?
- RolandやYAMAHAとのちがいは?
- ATVを選んだ決め手は?
- どうやって買うのがオススメ?
息子がドラムを習い始めて、先日初めての発表会がありました
家での練習はホームセンターのゴム板をパタパタ
そんな環境のなか、一生懸命練習して上手になったことが嬉しくて、パパは本当に感動しました
そこで、なかなか手が出せなかった電子ドラムをついに買うことを決意しました
親バカですね
実は私もドラムの経験があるので、私自身も楽しめるという下心もあったんですけど笑
息子よ、どんなのがいい?
なんでもいいよー
とのこと
完全に私の好みで選ぶことにしました
うちの電子ドラムに求める条件としては
- 生ドラムに近い感覚
- パッドの大きさ、数が実物に近い
- 叩くときにテンションがあがる、本物感(これ大事)
- 長く使うものだし、中級レベル以上のもの
電子ドラムと言えば・・・
初の電子ドラムなので、まずどんなものがあるのか調べてみました
やっぱり電子ドラムといえばRoland、そしてYAMAHAでしょうか
ドラムスクールの先生に相談してもこの2大メーカーなら間違いないと教わりました
そこで悩んだのが
- RolandのTD17シリーズ
- YAMAHAのDTX-6シリーズ
どちらも中級クラスで上々の評判です
ということで、さっそく近所の楽器屋さんで試打してきました
Roland TD17シリーズ
Rolandは言わずとしれた電子ドラム界の雄
普段見かける電子ドラムってほとんどRolandですよね
試打をした印象、打感や音質は練習用として申し分なし
音源モジュールでは音をいじって遊ぶことができる
というか、そちらの機能がかなり充実している
私はどちらかというとシンセサイザーみたいな使い方は想定していないので、この機能は正直いらないんですが・・・
いろんな音で遊びたい人には向いていると思うんですが、私的にはなにか物足りない
どこかしっくりこない感じが残りました
YAMAHA DTX-6シリーズ
YAMAHAはシリコンパッドが一番の特徴で、たしかにメッシュパッドよりも生スネアに近い感覚かも
メッシュに比べて音が小さいのも、騒音対策としてはgoodです
ただ、音質はRolandより少し劣るかな
それ以上にタムタム、フロアタムのパッドが7インチというのはいただけない
これだけ小さいと生ドラムとの感覚の違いが大きすぎるのでは?
真ん中を叩く練習にはなるのかもしれないけど・・・
言葉が悪いんですが、見た目でおもちゃ感が強くてやる気が起きません
一応別売りで12インチもあるみたいですけど、もとのやつが余っちゃうしねー
YAMAHAはここで除外です
ものすごくかっこいい電子ドラムを発見する
色々と迷っているうちにこんなものを見つけました
ATVのa-Drums
え?これ電子ドラムなの?
いや、もう生ドラムやんかこれ
各方面でも音質や打感が評価されているようです
これはそそるし、めっちゃかっこいいけど、お値段は約50万円・・・
さすがに手が出ないなと思いながらもATVというメーカーが気になってきました
ATVという電子ドラム専業メーカー
どうやらATVはRolandの創業者がRolandを退職後に、自身の求める電子ドラムを実現させるために設立したメーカーらしい
最大の特徴は生音へのこだわり
他のメーカーは打ち込みの電子音であるのに対して、ATVは生音の再現に極限までこだわり、実際のドラム音をハイレゾ録音して使用しているそうだ
だからこんなに音の奥行きがあるんだなと実感
シンバルの響く感じ、残響感は他のメーカーと全然違います
その企業スピリット、こだわりいいじゃないか
一番の決め手はやっぱり、生音に近いこと
ATVのドラムの音を聞くと他のメーカーとは違うことにすぐ気づくと思います
それほどまでに音の違いは大きくて、圧倒的に生音に近いです
シンバル連打とかしちゃうと若干均一に感じちゃう部分はありますけどね
ハイハットの再現度もなかなかのものです
オープン・クローズは光センサーで距離を測定するらしく、かなり精度が高いようですね
ATVはRolandのTD17で感じていた違和感を見事に払拭してくれました
メーカーはATVで決まりです
といってもaDrumsには手が出ないので、練習用のEXSシリーズから考えます
中級となるとEXS-3、EXS-5のどちらかです
ちなみに店員さんの話によるとEXS-3、EXS-5はaDrumsと音源モジュールはちがうけど、鳴る音は一緒なのだそうです
EXS-3とEXS-5の違いはシンバルの数とパッドの大きさ
EXS-3はシンバル2枚(クラッシュ、ライド)、スネア、タムタム、フロアタムのすべてが10インチ
EXS-5はシンバル3枚(クラッシュ✕2、ライド)、スネア13インチ、タムタム10インチ、フロアタム13インチ
シンバルが3枚になったEXS-3CYというラインも2021年7月1日から発売されるようですね
うちはドラムの大きさは叩く感覚を鍛える上で大切だと思っているのでEXS-5に決めました
ATVで面白いと思ったのは、音源をダウンロードすることでシンバルやドラムの音を変更できるシステム
例えばクラッシュはzildjanでスネアはYAMAHAとか、好みに応じて変更できるらしい
(どういうラインアップがあるのか見てませんが・・、さすがにYAMAHAはないのかな)
発想が面白いし、生音録音だからこそ可能なことですよね
あと、個人的にポイントが大きいのはシンバルアームに関節が多いことですね
TD17、DTX-6に比べてアーム関節が一つ多いです
うちはまだ小さいこどもがメインで使うので、シンバルの位置調整はシビアになります
腕が短いんで遠くだと届かないし、近すぎるとタムと干渉するし
だから関節が一つ多いのは微調整できるし、大きいメリットです
そして、関節が多いだけでドラムセットの雰囲気もだいぶ良いですよね
どこで買うのがお得?
結論から言うと、私の場合amazonが一番お得でした
実店舗だとだいたい23-24万円というところ、なんとamazonでは198000円!
これを見つけたときは嬉しかったですね
あっ、ちなみに付属品なしの電子ドラム単品の値段です
基本的にペダルやハイハットスタンドは付いてないので、持っていない方は合わせて購入する必要があります
島村楽器さんやイシバシ楽器さんには、ハイハットスタンドやペダル、ドラムスローン、マットなんかも含めたセットもお得に販売されてますので、そこから選ぶのも一つの手でしょう
ただ、セット品はだいたいが最安ランクのものになります
私はスタンドやペダルは自分で選びたかったので、EXS-5の単品(¥198000)+もろもろの付属品を別々で購入しました
amazonの他にYahoo ショッピング(うちは17%くらいポイントが付きます)やサウンドハウスも見ましたがポイント分を含めてもamazonが最安値でしたね
2021年7月現在ならamazon一択でしょう
通販で買っても保証とか問題ないの?
保証もちゃんとつくし、故障したらメーカーに送って修理してもらおう
基本的には他の電化製品と同じだよ
同封されてる納品書は大事にとっておこう
実際の楽器と違って調律とか頼まなくていいですし
生ドラムを買うなら楽器店で買うところだけど、そこはなんと言っても電子ドラムですからね
実店舗で買ってもどうせ配送で自分で組み立てることになりますし、同じことです
まとめ
初めての電子ドラム購入、ATVのEXS-5を選んだ理由やその魅力について紹介しましたがいかがだったでしょうか?
ちなみに今回紹介したRoland、YAMAHA、ATVはすべて日本のメーカーだって知ってましたか?
海外だとお家も大きくて生ドラムセットを置いても騒音問題にあならないらしいのですが(羨ましい・・・)、日本は独特の住宅事情もあって家の中でも静かに叩ける電子ドラムの需要が高くて、技術も進んでいるそうです
まさにガラパゴス的進化ですね
ありがたやありがたや
次回は組み立て、必要なスペースなどについて解説しようと思います
マットやヘッドホン、スピーカーなどの付属品、騒音対策(一軒家の場合)についても今後ご紹介しようと思います
皆さんのミュージックライフがより豊かになりますように
それでは!