医師の給料はランキング2位!手取り、バイト代、時給など解説

3児の父医師キャンパーのDr.CAMPです!

今回は医師の給料、バイト事情について解説します!

こんな方におすすめの記事です。

  • 医師ってやっぱり給料高いの?
  • どの年代でどのくらい?
  • バイトもあるって聞くけど、どのくらいバイト代をもらえるの?

医師の給与が実際どれくらいなのか

自身の経験ももとに説明します

職種別 給料ランキング

職種月収(万円)年収(万円)
賞与含む
1位航空機操縦士122.81725.2
2位医師110.21439.9
3位大学教授65.41072.0
4位法務従事者64.8878.2
5位歯科医師59.4786.5
6位公認会計士57.0958.1
7位大学准教授54.4874.4

参考:厚生労働省 令和2年 賃金構造基本統計調査の統計データより

医師は高給取りというイメージが強いですが、他職種と比べてどのくらいなのか、実際に調べてみました

結果、医師は航空機操縦士(パイロット)に次いで第2位でした

やっぱり医師は給料が高いんですね

こうやって数字で見ると自分ごとながら驚かされました

法務従事者というのはおそらく弁護士でしょう

弁護士とか公認会計士ってもっと稼いでるイメージがあるんですが皆さんはこのランキングどう思われるでしょうか?

医師の給与としては、実感と大きくはずれていないと思いますね

ただ、医師といってもさまざまな専門科、働き方、生き方があります

知り合いの美容外科医なんかは年収4000-5000万円ほどいくそうです

美容は完全に客商売、しかも美的感覚は人それぞれだから思い通りにならないと訴えられることもあるので、それはそれで大変そうですけどね

開業医、勤務医もありますしね

開業医は流行ってるところとそうでないところで雲泥の差があるでしょう

それにしてもパイロットはすごい!

年収に換算すると1500万円コース

ボーナス入れると1700万円オーバーです

今はコロナ禍でそうもいかないでしょうが、世界をとびまわりながらこの給料

夢がありますねー

医師独特のキャリアコース

医師には働く上で色々と階級(?)がありまして、年数ごとにステップアップしていきます

私自身の経験も踏まえて、スタンダードコースを紹介します

特殊な場合をのぞいて、だいたいはこんな感じです

  • 医大(6年)
  • 初期研修医(2年間)
  • 後期研修医、レジデント(3年ほど)
  • 病院の医員、スタッフ(勤務医)
  • 大学院(4年) (→留学)
  • 勤務医に戻る

初期研修医

医大卒業と同時に医師免許を取得し初期研修医(2年)がはじまります

初期研修医でだいたい手取り月30万円程度でしょうか

もちろん働く病院によっても差があり、大学病院だと安めで20-25万円、過疎地域だと月70万円なんて病院があったりします

初期研修医の期間は様々な科をローテーションして知見を広げることで、医師としての幅を広げる期間です

浅く広くですね

その間に自分の進む専門科を決めて、後期研修医では専門科の修練が始まります

後期研修医

ここでだいたい給料は手取り50万円ほどにあがりました

ただ後期研修医はハードワークですので、時給換算すると1000円前後くらいです

ほぼ自由時間はありません

そして時間がないのにお金はあるからネットショッピングで無駄使いしがちです笑

後期研修医は間違いなく人生で一番過酷な時間でした

スタートダッシュをする時期なので忙しいのはしょうがないんですが、もう二度と戻りたくないですね

早朝に出勤し、日をまたぐ頃に帰宅

帰ってからも呼び出しがあれば夜中の何時であろうがすぐに駆けつけなければいけない

たまの休みに家族と出かけていても呼び出されたら帰ります

寝てる間も常に気を張っている感じで24時間365日休まらないんですよね

病院からの着信音をiphoneの「煎茶」というメロディに設定していたんですが、街中でこのメロディで聞こえると今でもドキっとします

完全にトラウマですね

奥さんに家のことを任せきりで申し訳なかったですね

彼女からしたら私が家にいるのかいないのかもわからない状態だったでしょう

家庭存続の危機になったことも何度かありましたね

身体的にも精神的にも非常にタフな時期でした

あまりにつらかったので長々と説明してしまいました・・・

医師としての成長の時期なので忙しいのはしょうがないとしても、労働力を搾取されている感は否めません

今後の後期研修医たちにはせめて金銭面だけでも充実させてあげてほしいなと思います

まぁ使う時間がないんですけど、それとこれとは話が別ですもんね

後期研修医の話はこのくらいにして次は医員(スタッフ)です

医員、スタッフ(勤務医)

ここまでくると何かしらの専門医資格がとれるので、ある程度のことは一人で任せてもらえるようになります

給料は手取りで60-70万になりました

この段階になると雇う側の病院から一人前の医師として扱ってもらえます

このステップで給料はドンとあがりますが、ここから先の給与アップは年功序列的な感じでジワーッとゆっくりになります

勤務医として働き続けた場合、年功序列にしたがって徐々に給料もあがり、最終的に平均年収1800万円(額面)ほどまでいくようですね

そして、このままとして勤務医としてを働き続ける人もいますし、研究に目を向ける人もいます

大学院 (→留学)

研究に目を向ける場合は大学院に入学するのが一般的です

医師として出世を目指すなら王道コースとも言えます

博士号がないと教授になれないのはもちろんですが、基本的には病院の外科部長クラスにはなれないという「暗黙のルール」があります

もちろん例外はありますが、出世したいなら大学院に入る方が無難と言えるのではないでしょうか

じつは大学院に入学するタイミングはいつでもOKです

初期研修医をせずにそのまま大学院に入る人もいますし(かなりレアですが)、30代後半くらいになって大学院に入る人もいます

基本は4年コースで、研究して学位論文を仕上げる学生という立場になり、この間はバイトで生計をつなぎます

学生とはいっても授業はほとんどないので、研究とバイトに時間を割り振ります

研究に時間を割きたいならバイトを少なめにする必要がありますし、生活費を稼ぐ必要があるなら研究をセーブする必要があります

バランスを見ながら2つを天秤にかけます

また後述しますが、ここでバイトの美味しい蜜に浸ってしまう人も少なからずいます

以前、大学病院での無給医問題もありましたが医局の中には体裁のいい労働力として大学院生を大学病院内で働かせるところがあります(週2で9-17時とか)

タダで働かせていたから問題となったわけですが、いくらか改善されたとはいっても大学院生を安い労働力として時給2000円程度で買い叩いてているのが現状です

逆らうこともできないし、完全にハラスメントだと思いますがね

まぁ、その場合にはその時間も差し引いて残りの時間を研究とバイトに配分する必要があります

けど研究もしながら大学でも安い給料で働かされたりすると生活費が稼げないんじゃないの?

いやそれでも生活費は全然稼げるんです

なぜなら医師のバイトはかなりおいしいから

医師の留学

ちなみに大学院の後に研究者として海外留学する場合には、金銭面ではかなり厳しい環境におかれます

留学先から給料が出る場合は多少マシですが、日本で受け取っていたような水準の給料はまず出ません

また日本の医師免許は海外では役にたたないので、バイト医師として働くこともできません

ですので可能であれば奨学金を獲得したうえで、貯金を取りくずして生活していく必要があります

日本に帰ってくる頃には貯金がなくなった、なんてこともよくあるそうです

まれに臨床医として留学している先生もいますが、彼らは現地での医師免許を取得しているため医師として働くことができます

アメリカだと医師の給与水準は日本よりかなり高いので、それなりのポストを獲得できれば日本の医師よりかなり裕福な暮らしができるでしょう

バイト事情

医師のバイトの単価は高いです

おおよその目安として時給1万円くらい

さっき後期研修医は時給1000円くらいと書きましたが、すごい差ですよね!

そう、医師のバイトはかなりおいしいんです

なので、大学院生であってもよっぽど研究が忙しいという場合でない限り、生活に困ることはあまりありません

バイトの種類 (外科の場合)

医師のバイトにもいろんな種類があって、私の専門の外科ですと

  • 手術
  • 外来
  • 救急外来
  • 病棟対応(入院患者さん)
  • 当直(複合的で救急+病棟+外来など)
  • 往診
  • 緩和ケア、ホスピスなど
  • 内視鏡
  • 僻地診療(離島や過疎地)など

ざっとあげてこのくらいの種類があります

忙しさや内容、立地によって給料も変わりますが、だいたい相場は時給1万円かすこし低いくらいです

あと、泊まりになると寝る時間も含まれるので安くなりますね

9-17時の外来で6-8万円

9時から翌日9時(24時間)で13-16万円

内視鏡とか往診は少し高めかなと思います

内視鏡とかだと9-12時で5万円とか

面白いのは僻地医療で、年末年始やGWなどまるまる5日間で100万円なんてのもあったりします

それはそれで楽しそうですよね

自分のニーズに合わせてバイトを組み合わせて生活費を稼ぐわけですね

大病院や開業医レベルだとバイト医師は少ない傾向ですが、実はバイト医師というのは世の中にけっこういます

一般病院レベルだとバイト医師に頼らないとやっていけないところも多々あります

皆さんが普段かかっている医師が実はバイト医師だったなんてざらにあるでしょう

(だからと言って決して悪いわけではないですが)

特に救急担当や夜間当直、水曜日の外来だけ〇〇先生みたいなパターンはバイト医師である確率が高いです

ご紹介したのは外科バイトの場合ですが、他にも眼科などでは手術1件2万円など歩合制バイトもあるようです

白内障の手術は一日10件したりするので、単純に1日20万円なんてこともあるわけです

うらやましすぎる・・・

医師のバイトはおいしいが・・・

正直、医師のバイトはおいしいのです

勤務医からしたらバカバカしいほどに

バイトの蜜のうまさにはまってバイトだけで生きていく医師も多々いるのも納得ですね

しかし、私の実感ですがバイト医師として働くかぎり医師としての成長はほぼないと考えています

あくまで空いた穴を埋める存在であるためさほど責任もありませんし、求められることも多くありません

働く側としてもこなすことが優先になってしまい、正直言ってやりがいは感じません

自分が診た患者さんが元気になってくれるのは嬉しいんですけどね

自身のスキルアップにはつながらないという感じです

医師としての成長は難しいでしょう

あくまで大学院の間の食いつなぎの手段だなというのが私の感想です

めちゃくちゃ後ろ髪を引かれている自分はいるのですが・・・・・・・

というより、バイト医師にそんなに大金を出すなら勤務医の給料をもっとあげるべきだと思いますね

まとめ

医師の給料、バイト事情について解説しました

医師はやはり高給取りだということ、医師のバイトはおいしいということがわかっていただけたと思います

だからといってバイトばかりしていては医師としての成長は望めない

生きるうえで何をとるか、人それぞれだと思いますが、後悔のないような人生を歩んでいきたいものですね

それでは!

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