3児の父医師キャンパーのDr.CAMPです!
先日狩猟免許を受験しましたので、備忘録も兼ねて(不合格の場合も見すえて)試験に向けての準備、試験当日の流れをおさらいしようと思います
申請〜講習会までの流れはこちらの記事をどうぞ↓
狩猟免許(第一種銃猟、わな猟)受けてみた!①申請〜講習会まで、取り方を振り返ってみる
こんな方におすすめの記事です。
- 持ち物は?
- どのくらい勉強すればいい?
- 試験当日はどのくらい時間がかかる?
- 試験会場はどんな雰囲気なの?
試験当日の持ち物は?
- 受験票
- 筆記用具(シャーペン、消しゴム)
- 狩猟読本・問題集
- 暇つぶし道具
- (昼食)
なんといっても受験票!!
これさえあれば大丈夫!
まぁ忘れてもなんとかなるかもしれませんが、試験前に焦るのは嫌ですしね
あとは筆記用具くらいですね
マークシートと思って鉛筆にしたんですが、用紙に○をつける形式でした
あとは鳥獣判定のときに狩猟鳥獣の名前を書くくらい
書く分量としてはえんぴつ一本でも足りるくらいでしたね
あとはけっこう空き時間が多いので狩猟読本などの勉強道具、もしくは暇つぶし道具は持っていた方がいいと思います
勉強量は?
私の場合、猟友会主催の講習会までに問題集を全問題を1周
講習会後に全問題をもう一周して、不安に思った問題にチェックをつけました
そして試験前日にチェックした問題を再度解き直しました
なので全部で2.5周くらい
実技に関しては試験前日に講習会の内容を30分ほどイメトレしました
純粋な勉強時間はこの程度です
ただ、狩猟全般に関しては興味を持って調べたり、YouTube 見てたりしてたのでふわっと知識を吸収していたのはあると思います
試験当日のタイムフロー
9:00 受付開始
9時前に会場のホテルに到着しましたが、みなさんロビーで狩猟読本を広げて勉強されていました
受付をすまし、指定された席に着席し、試験の説明を聞きます
9:40 知識試験開始
知識試験
共通問題24問+各種試験ごとに6問ずつ
(私は第一種と罠なので24+6+6=36問)
3択問題なので10分ほどで終了
見直しを含めても15分くらい
10:10
30分経過時点で退室可のアナウンスがあり、挙手して退室 → 適性検査へ
退室した順に適性検査に回るので試験が終わったのなら早く出るのがベターです
私は5番目くらいに部屋を出てたんですが、その後出てきた人たちが後ろにズラーっと並んでいました
適性検査
運動能力(指の曲げ伸ばし、腕をぐるぐる、屈伸2回)
視力(ランドルト環見て右、左とか)
聴力(補聴器つけてますか?と聞かれただけ)
あっという間に終わりました
10:20
午前の部 終了
あとは結果発表まで自由です
2時間以上空きができたので散歩がてら近所にある銃砲店を訪れて、情報収集へ
こんなものを買ってきました
試験後も勉強が尽きませんね
そしてラーメンを食べて会場に戻ります
12:55
結果貼り出し
無事合格
番号が歯抜けになっていたのでやはり落ちてる人もいるっぽいです・・・
13:15
技能試験
受験種目によってグループ分けされて大部屋で待ちます
私の場合は以下の5科目
- 猟具取り扱い(第一種銃猟)
- 猟具取り扱い(わな猟)
- 鳥獣判定(第一種銃猟)
- 鳥獣判定(わな猟)
- 距離目測(第一種銃猟)
受ける順番はバラバラで、会場に空きができたら名前を呼ばれるシステムでした
まずは猟具取り扱い(第一種銃猟)
試験官2人に、説明員1人
試験官の横には松浦亜弥(あやや)のポスター
ポスターは人に見立てて貼られているので、決して銃口を向けてはいけません
あややを選ぶあたり、私たち世代への優しい配慮なのでしょうか笑
銃を持つたび置くたびに「薬室内実包なし!異物なし!異常なし!」
引き金に指を入れないように・・・
あややに注意しつつ・・・
銃の結合に手間取っていたところ、それとなく開閉レバーを押すよう教えてくれたりと良心的な雰囲気でした
ありがとう、おじいちゃん!
けどもしかして減点されてる?
個人で散弾銃、空気銃の試験をした後は受験者が2人1組となり、集団行動、受け渡し、休憩時の銃の取り扱いに移ります
受け渡す時に相方さんが大きなオナラをして思わず吹き出しそうになりましたが、なんとか耐えて無事終了
大部屋に戻ります
14:10
10分ほど待機して猟具取り扱い(わな猟)へ
説明受けて猟具を判別 1つ5秒
✖︎トラバサミ
✖︎おし(さんなし)
✖︎筒式イタチ罠(ストッパーなし)
○筒式イタチ罠(ストッパーあり)
○くくり罠
○箱罠
ひとつずつ法定!禁止!と言っていきます
その後に罠の架設 5分
迷わずはこ罠を選択
ストッパーをかけてネームプレートを忘れずに・・・
架設終了!
14:45
私たちのグループは2種目受験だから時間がかかるのでしょう
この時点で他のグループの人たちは帰っていました
20分ほど待機して鳥獣判定へ
第一種銃猟(16問)、わな猟(16問)が連続して行われました
一枚ずつ5秒間提示されて、狩猟鳥獣・非狩猟鳥獣を判定します
狩猟鳥獣の場合は一緒に名前も答えます
大体は狩猟読本のイラストがそのまま出るのですが、ハクビシンとかは初めて見るイラストもありましたね
15:10
最後に距離目測(第一種銃猟)へ
近所の川べりに連れていかれます
いろんなポイントに色旗が立っていて10m、30m、50m、300mの旗の色を答えます
旗は全部で6-7本立っていました
10mは大丈夫
30m、50mは確信持てず
300mは一番遠い旗です
15:20
距離目測が終わった時点で現地解散になり、帰路に着きました
受験票は免状との交換に必要なので大切に保管してくださいとのこと
2種目受験で朝の9時から15時すぎまで
1種目受験の方は14時ごろには帰っていましたね
試験会場の雰囲気
受験者は100人ほど
圧倒的にに男性が多く、女性は2割届かないくらいでしょうか
男性は年齢高めで40代以上の方が多いです
逆に女性は若い方が多くて平均年齢は30代かな?
県の職員だと思いますが、試験官がけっこう多くて目を光らせています
私は仕事柄、社会に出てからも何度も試験を受けてきたので知識試験は特に緊張はしませんでしたが、技能試験はこちらの一挙手一投足を試験官3人が見てますので若干緊張しました
あがり症の方は入念なイメトレが必要でしょう
全体と通して落としてやるぞという雰囲気は一切なく、技能試験でもそれとなくヒントを出してくれたりと優しい雰囲気がありました
まとめ
狩猟免許試験の当日の流れを紹介しました
地域差はあると思いますが、イメージは掴めたのではないでしょうか?
この記事を読んでいるということは多少なりとも狩猟免許の取得を考えていることと思います
私も受験を決めるまでは色々と悩んでおりましたが、試験自体はさほど大きなハードルではなく勉強さえすれば誰でも合格できるようデザインされていました
それ以外の部分、銃所持許可などの方がハードルが高いと思われます
私もこれからです・・・
もし試験が苦手ということで二の足を踏んでいる方がいれば思い切って受験してみるのもいいと思います!
応援しています!ぜひ頑張ってください!
私の場合、銃所持許可に時間がかかるので残念ながら今期の狩猟は間に合いそうにありません
猟銃等講習会が2ヶ月に一回の開催だそうで、こちらもコロナのあおりなのか定員いっぱいで受講できず最短でも来年1月の受講になるとのこと・・・
せっかく免許はとれても、所持許可がないと銃が持てない・・・
まぁ1年使ってじっくりと納得のいく銃を探す予定です!
いかがだったでしょうか?
ハンターを目指すみなさんにとって少しでも参考になれば幸いです!
それでは!
追記
後日、無事に合格しておりました
これで晴れて猟師の仲間入りです